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名人戦試合振り返りその3

準決勝前、廊下で中島さんに「決勝で会おう!」と右手を差し出されましたが、
「嫌ですよ!」と握手を拒否。
しかしこれがまさかフラグになるとは…


6回戦 白 負け

さて、準決勝です。
序盤は毎度のことながらかなり先まで経験のある進行になりましたが、
(すみませんこういうオセラーなんです)
向こうが先に分からなくなったらしく、
31手目で外れて未知の局面になりました。

その後、あまり嬉しくないX打ちをさせられ、数手進んだ局面が以下

名人戦⑫

この局面、当初の予定ではF8に打つ予定だったのですが、
その場合F8→H1のあとに黒のH2H3の連打を防ぐためにB3やD1など
いかにも筋が悪そうな箇所に打たなければいけなくなるため、
F8に打つと劣勢と判断しました。

が、重要な試合で相手に分かりやすい優勢な局面を手渡すのは
絶対に避けるべきなので、
他の手を考えたところB4が見えました。

読み筋としては、
① B4→B3とされた場合、以下A3→H1→G1→H2→H3→H7→E8orG7で偶数形に。
② B4→H1の場合、B3で白良し。
③ B4→A3の場合、以下A4→H1→B3で良さそう。
 (もしA4に対して黒B3ときた場合、B7のライン通しで白必勝形)

というわけで①~③のどれでもF8よりは良いだろうという結論に達し、
B4に打ちました。
相手もB4は予測していたらしく、B3と受けてきました。
以下、読み通り①のパターンで
A3→H1→G1→H2→H3→H7となった局面がこちら。

名人戦⑬

この時点で白+2らしいですが、優勢を感じていました。
ここはG7かE8か悩ましいところですが、
ラインも通るし、ってことであまり時間を使わずにE8に着手。
以下E8→F8→G7と必然の進行。
ここまではまだ白+2です。

さて、ここからは棋譜付きで新名人のうち回しを堪能して下さい。





B2まで。
あれ、どうしてこうなったし…。
まだ時間が余っていたので数えてみたのですが、
どう打っても足りないことにここで初めて気付きました。
以下、C1→D1→B1→A1→A2と2石差で終局。
引き分け勝ちを持っていましたが、あと1石足りず決勝進出を逃すことになりました。


では、どこで+2から-2への転落が起こったのでしょうか。
ぜひみなさんも、棋譜を再生して考えてみて下さい。



さて、賢明な読者の方々ならすぐにお分かりと思うのですが、
敗着は黒がA4と当てたあとの以下の局面でした。

白番

名人戦⑭


ここで実戦ではA5と取ってしまいましたが、正解はB8です。
大きな違いは、A5の場合C5の石を返してしまい黒のA7によってラインが切れることで、
以下G8→B8→A7→H8のあとに黒にb2から打たれて
白が稼げない形になってしまいます。
それに対して白が先にB8を押さえる場合、
以下G8→H8→A7→A5で黒はA2に指定打ちとなり、
あとは左辺をとって白が4石勝ちになります。


**************************
というわけで見事に新名人に逆転されてしまったのですが、
余談ですがこの敗着について二つほど分析を。


まず、このあと対戦相手の信川新七段は決勝で中島八段相手に粘りに粘った末に
針落ち勝ちしていますが、
この試合も「粘りの信川」の真骨頂が発揮されたといえるでしょう。
というのも、この試合の終盤では信川新七段の打ったB7→A8→A4だけが
白のミスを誘える唯一の手順だったと思われるからです。
簡単に土俵を割らない的確な粘りという持ち味が、この試合でも見事に活かされたわけですね。
(というか単にリングネームを付けてみたかっただけです、「粘りの信川」流行らして欲しいな!)


ネバネバ


次に、残り時間がまだあったにもかかわらず敗着のA5を手拍子で打ってしまったことについて。
2006年の名人戦で、決勝に臨む中島六段(当時)に対して
村上九段が「どんな局面でも即打ちしてはいけないよ」
というアドバイスを贈ったことは有名な話(?)ですが、
まさにその金言が当てはまるような場面だった気がします。
ここで手を止めれなかったことは、僕のオセロの弱さであり、
タイトルを取るにはまだ足りない部分なんだと思いました。
***************************


さて、メジャー大会でいいところまでいって負けるのはもう慣れているとはいえ
準決勝直後はかなりがっかりだったのですが、
まだ名人戦は終わっていません。

というわけで次回の記事では最後に三位決定戦を。


ネバネバ。








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こんばんはv-10
信川君は言動もネバネバし過ぎていて、たまに気持ち悪いですv-294

すりすりは全日本v-496出るのかな?
頑張ってくださいね、応援してますv-363

今のところアタシが応援するとネバスケさんの様に優勝出来ちゃう女神なんですよe-343
冗談はさておき、イイ結果楽しみにしてますv-353
すりすりfan1号よりv-344

>佐藤すみれ
どういうことですか
というかねばすけってなんなんですかね、全くもう。



全日本応援してます
すりっぱとはメジャーでよく当たるので
当たった時はまた頑張って粘りますので

んー、良い局面ですね('-')ノ
問題にしたくなります☆彡

今回の記事とは関係ないですが去年の名人戦参戦記読んでたら

「おそらくこれは、いま10代である世代の選手が非常にレベルが高いからであろう。

それに比べて、いま20代である世代は何となく層が薄い印象がある。

言うまでもなく、その責任の一端は自分にもあることは自覚しているので、

今後はなんとか20代の意地を見せていきたいものである。」

とありました。

今回の入賞者は20代の完勝ですね!
さすがすりっぱさんや。

>佐藤すみれさん
ねばすけ!
素晴らしい名前ですね。
言動がたまにねばねばしてて気持ち悪い新名人に
ぴったりだと思います。

全日本は出たいと思っても出れない場合があるのが
つらいところなので、まずは予選を頑張ります><
本選にもし行けたら応援よろしくです!


>ねばすけさん
他の日本代表選手のメンツは、
世界チャンピオンになるためには
とても重要なファクターですからね。
ということで応援よろしくです。

>ばっしーさん
問題にしたら簡単だと思う人は多そうですが、
これを試合の流れの中できちんと処理できるか
どうかが勝負の分かれ目になりそうです。


>りばーさん
そういえば去年はそんなことも書いてましたね。
今年度は僕よいうよりもすなさんのおかげで
20代の大会になったようです。
まぁでも、りばーさんが20代に突入したおかげで
これから9年は20代安泰説
プロフィール

すりっぱ

Author:すりっぱ
性別…♂
お住まい…京都
年齢…29
オセロ大会暦…11年
オセロの段位…六段

三大メジャー大会の最高成績
名人戦:3位
全日本選手権:4位
王座戦:準優勝
こう書くとあたかも強い人であるかのように
見える不思議
今年の目標はこの中のどれか一つを
更新することです。
…って書いとけばもうこのスペースを
毎年更新する必要もなさそうだ、と。

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